2024年10月の学習のポイントと感想
今月の学習内容は、前半の学習では「救済の観点から見たスピリチュアリズムの全体像」の(1)「スピリチュアリズム運動とは霊界主導の地球人類救済計画」、後半は、ニューズレター創刊号の後半部分「スピリチュアリストとしての霊的実践は、霊優位のための自己コントロールから始まります」について学習しました。
◎前半の学習:「救済の観点から見たスピリチュアリズムの全体像―(1)スピリチュアリズム運動とは霊界主導の地球人類救済計画」
今月も、前回と同じくスピリチュアリズムとは何かということを学ぶために救済の観点の(1)「スピリチュアリズム運動とは、霊界主導の地球人類救済計画」について学びました。
内容については、前月のまとめをご覧ください。
◎後半の学習:「ニューズレター創刊号―スピリチュアリストとしての霊的実践は、霊優位のための自己コントロールから始まります」
後半の学習では、霊的成長のために必要な実践項目の一つである“霊主肉従の努力”について学ぶために、ニューズレター創刊号の後半部分を輪読しました。
霊的成長をなすためには、心を「霊主肉従(霊優位)」の状態にすることが大前提となります。霊が肉体(物質)に抑え込まれ身動きできない状態では、とうてい霊的成長をなすことはできません。
しかし、ほとんどの人が、霊的真理を知らないために、肉主霊従の状態になってしまっています。我々、スピリチュアリストは、真理を知っているため、今の心の状態が、霊主肉従か、肉主霊従の状態か判断することができます。
●霊主肉従と肉主霊従の違い
■霊主肉従の状態
・心がすっきりして、すがすがしく、明るくなる
・周りの人々に対して愛の思いが湧いてくる、相手の幸せを願うようになる
■肉主霊従の状態
・心が重苦しく、暗くなり、虚しさや孤独感が心を占めるようになる
・周りの人々に対して嫉妬や、怒りなどの批判的な思いが湧きあがり、自分の利益だけを先に求めるようになる
このように、霊主肉従の状態と、肉主霊従の状態では、心のあり方が全く異なります。これらの心の状態は、皆さんも常に実感していると思います。
霊的成長するためには、周りの人々の幸せを願う、霊主肉従の状態を保つ必要があります。
しかし、霊主肉従を心掛けた人なら良く分かると思いますが、肉主霊従から霊主肉従へ切り替えるのは、非常に困難です。
次に霊主肉従の状態になるための具体的な実践方法について見ていきましょう。
●「霊主肉従」のための具体的な実践内容
①肉の放縦にストップをかけるための努力(本能に対して足枷をはめる)
・物質(衣食住)を必要以上に求めたり執着したりしない。何とか生活できるレベルで良しとし満足する
・飽食・過度の飲酒を慎む
・性欲の放縦に流されない
②霊体と肉体のバランスをとるための努力
・適度な全身運動をする
※汗をかくような全身運動・ヨーガ・呼吸法などは、霊体と肉体のバランスを正常化するのにきわめて有効です。
・入浴・水浴などを上手に利用する
③霊的エネルギーを取り入れるための努力
・霊的真理をじっくり読む
・瞑想・祈りをする
・霊的心境の高い人と会って話をする
・心を高めるような良い音楽を聴く
以上が、霊主肉従のための具体的な実践内容です。
ここでは①→②→③と、霊優位のレベルが高くなっていきます。これらを実行するためには、強い決意と忍耐が必要とされます。それなくしては霊主肉従は成功しません。
霊的成長の大前提となる「霊主肉従」は、絶え間のない厳しい内面の闘いから達成されるようになるのです。
参加者の感想
本日前半は、スピリチュアリズム運動の定義について学びました。
一人で学んでいた時には「スピリチュアリズムとは何か?」ということがはっきりと分かりませんでした。
読書会でスピリチュアリズムに対する正しい知識を教えていただいたことで、自分がいかに偏った理解をしていたのか気づくことができました。スピリチュアリズムについての正しい理解ができたことで、イエス様や霊界の方々の地上人に対する思いを知ることができ、自分がやらなければならないことが分かったお陰で正しい実践へと踏み出すことができました。それにより、自らの霊的成長を実感することが増え、真に救われていることをしみじみと感じています。
スピリチュアリストとして正しい霊的人生を歩むために、まずは正しい理解がとても大切だということを再確認いたしました。
後半では、真理を正しく実践するために必要な内容を主催者の方の体験を教えていただきながら学びました。具体的な実践方法とその効果をうかがうことで、実践への意欲が高まりました。
意識の高いスピリチュアリストとの交わりは、霊的意識と伝道意欲が高まり、とても多くの力をいただけます。これも一人で学んでいた時には得られないものでした。
長久手読書会へと導いて下さった背後の霊と守護霊に感謝の思いでいっぱいです。
(40代 女性)