２０２４年７月の学習のポイントと感想
長久手読書会の第一回目にあたる学習内容は、前半は「スピリチュアリズム思想の大樹」の幹の部分まで、後半は、ニューズレター創刊号の前半部分「霊的真理にもとづく実践的生き方」について学習しました。
●前半の学習：「スピリチュアリズム思想の大樹」
スピリチュアリズムにとって、一番重要なものは、霊的真理です。その理由は、人間は霊的真理を理解し、日常生活で真理を活用していくことで本当の幸せを手にすることができるからです。スピリチュアリズムにとって最も重要な霊的真理は、高級霊界から送られてくる霊界通信によってもたらされます。
スピリチュアリズムの霊界通信の中で、最高峰と言えるのが『シルバーバーチの霊訓』です。『シルバーバーチの霊訓』が霊界から送られてきた背景には、驚くべき真実がありました。『シルバーバーチの霊訓』は、霊界の総意のもと、スピリチュアリズムの指導者であるイエスが、人類のためにもたらしたイエスの教えというべきものだったのです。
スピリチュアリズムにおいて、もっとも重要な『シルバーバーチの霊訓』ですが、その本質を理解している人はあまりいません。それは『シルバーバーチの霊訓』に関する書籍だけでも日本では、２０冊以上出版されています。情報量が多いため、多くの人が、自分の好きなところを読んでよし。苦しい時に慰めてくれるところを読んでよし。自分が興味のある分野の内容を読んでよし、といったように狭い範囲の理解しかしていません。しかし、それでは、『シルバーバーチの霊訓』という宝の持ち腐れです。
『シルバーバーチの霊訓』を正しく理解しなければ、本当の幸せを手にすることは出来ません。
『シルバーバーチの霊訓』を正しく理解するためには、膨大な霊的知識の中から人間にとって必要な霊的真理を選び出し、整理する必要があります。そして『シルバーバーチの霊訓』の参考書として作られたのが、スピリチュアリズム普及会が作成した「スピリチュアリズムの思想体系」です。「スピリチュアリズムの思想体系」を読むことで『シルバーバーチの霊訓』が理解できるようになります。
今回は「スピリチュアリズムの思想体系」をわかりやすく図にした「スピリチュアリズム思想の大樹」を使って“スピリチュアリズムとは何か”というスピリチュアリズムの全体像を学んでいきました。
スピリチュアリズムを高い所から眺めることで、スピリチュアリズムの目的や、スピリチュアリズム運動が興された理由など、スピリチュアリズムの全体を把握することができるようになります。
それによって、霊的真理を正しく理解することができるようになるのです。
●後半の学習：「霊的真理にもとづく実践的生き方」
前半の学習では、霊界から送られてきた霊的真理を正しく理解するために必要な、スピリチュアリズムの全体像を学習していきました。後半の学習では、霊的真理の理解だけではなく、実践の重要性についてニューズレター創刊号を読んで、学んでいきました。
我々人間が地上に生まれてきた目的や、一番の幸せとはなんでしょうか？それは、本来の住処である霊界での生活に向けて人間の本体である霊を成長させること“霊的成長”です。霊的成長をするためには、霊界からもたらされた霊的真理を理解し、真理を基に実践していくことで達成できます。
しかし、実際には、霊的真理に出合った多くの人が、真理を理解できていませんでした。スピリチュアリストを自称するほとんどの人が、霊的成長することよりも、心霊現象や、交霊会での死者との交流、ヒーリングといった目に見える物質次元での現象や利益などを重要視してきました。それでは、霊的真理を降ろした霊界の人々の願いとは異なります。霊界人は、地上人の霊的成長を願って霊的真理を降ろしたのです。
今回は、人間の霊的成長のために必要不可欠な実践の重要性について、ニューズレター創刊号を見ていきました。
参加者の感想
本日は、スピリチュアリズム思想の大樹の幹の部分を学びました。「スピリチュアリズムとは何か？」ということを救済と宗教の観点から教えていただきました。
スピリチュアリズムを一番大きな視点から見ることで、自分が今何をしなければならないのか、どこへ向かって歩いていけばいいかがハッキリします。
世の中には、シルバーバーチのファンと称する人や、スピリチュアリストを自称する人は多くいますが、自分勝手な解釈でスピリチュアリズムを学び、結局スピリチュアリズムの敵となっている人が多くいます。
私も『シルバーバーチの霊訓』に出合った当初は、自己流の学びでスピリチュアリズムを理解していたつもりでした。しかし、読書会に参加するようになったことで、真理を正しく学び、実践することができるようになり、霊的成長して今では大きな喜びの中で、日々を過ごしています。
まずは真理を正しく学ぶことの重要性を再確認いたしました。一人でも多くの方が普及会へとつながる読書会に参加してスピリチュアリストとしての正しい人生の第一歩を踏み出してほしいと思いました。 （４０代 女性）